- 問い合わせが来ないホームページに共通する6つの原因
- 原因別にすぐ取り組める具体的な解決策
- 自社サイトをすぐ点検できるチェックリスト
- アクセスがある場合とない場合で異なる対処法
「ホームページを持っているのに、問い合わせが全然来ない」
——この悩みを抱えている中小企業の経営者・担当者の方は非常に多くいらっしゃいます。
ホームページからの問い合わせがゼロに近い状態には、必ず原因があります。
闇雲にページを更新し続けても解決しません。
この記事では、問い合わせが来ないホームページに共通する6つの原因を解説し、それぞれの解決策とチェックリストをお伝えします。

まず確認:アクセスがあるか・ないかで原因が変わる
問い合わせが来ない原因を探る前に、まず「アクセス(訪問者)が来ているかどうか」を確認することが重要です。
アクセス数によって原因と対策が大きく変わります。
| 状態 | 主な原因 | 優先する対策 |
|---|---|---|
| アクセスが月100以下 | そもそもGoogleに見つけてもらえていない | 検索で見つけてもらえるコンテンツを増やす |
| アクセスはあるが問い合わせがゼロ | ページの内容・構成・導線に問題がある | ページの見直し・問い合わせボタンの改善 |
Googleアナリティクスやサーチコンソール(いずれも無料)でアクセス数は確認できます。
まずここから現状を把握しましょう。
アクセスがあるにも関わらず問い合わせが少ない場合(CVRの問題)については、CVR改善の方法で具体的な改善手順をまとめています。
原因1|そもそもGoogleから見つけてもらえていない
問い合わせが来ない最も根本的な原因は、ホームページへの入り口が少ないことです。
ホームページのトップページだけでは、限られたキーワードでしか検索結果に出てきません。
「〇〇の費用は?」
「〇〇の選び方は?」
といった、見込み客が検索しそうな言葉で書かれたページが増えるほど、Googleからの入り口が広がります。
解決策:ブログ記事・コンテンツページを増やす
- 見込み客が検索しそうな質問・悩みをテーマにした記事を定期的に書く
- 地域名+サービス名を含んだページを作る
- サービス・料金・実績のページを充実させる
コンテンツを増やして集客の入り口を広げる具体的な方法は、コンテンツマーケティングの始め方【完全ガイド】で詳しく解説しています。
原因2|ページを見ても「何の会社か」が伝わらない
アクセスがあっても問い合わせに至らない場合、最も多い原因のひとつが「メッセージの不明確さ」です。
ホームページを開いた訪問者は、5秒以内に「この会社は自分の役に立つか」を判断します。
その5秒で「自分には関係ない」と感じると、そのまま離脱してしまいます。
よくある問題のパターン:
- トップページに会社のロゴと写真だけがあり、サービス内容が読めない
- 「〇〇で培った技術力で〜」のような自社目線の文章ばかり
- 誰向けのサービスかが書かれていない
解決策:ターゲットと提供価値をトップに明示する
- 「〇〇でお困りの方へ」「〇〇を専門とした会社です」という言葉をトップに置く
- お客さんが抱える悩みの言葉を文章の中に入れる
- サービスで解決できることを箇条書きで3〜5点まとめる
原因3|問い合わせへのボタンが見つけにくい
「問い合わせしようと思ったが、どこから連絡すればいいか分からなかった」という理由で離脱するケースは多いです。
問い合わせボタンが小さい・色が目立たない・ページの一番下にしかない、という状態では、行動しようとした訪問者を取りこぼしてしまいます。
解決策:問い合わせへの導線を3カ所に設置する
- ページ上部(ヘッダー内)
- ページ中部(記事・サービス説明の途中)
- ページ下部(フッター付近)
ボタンのデザインは、ページの他の要素と区別できる目立つ色(ページのメインカラーに対してコントラストの高い色)を使いましょう。

「お問い合わせはこちら」だけでなく、「無料でご相談」「まずは資料を見る」など行動を具体的に示す言葉にすることも効果的です。
問い合わせボタンの改善の詳しいポイントは、CTAの改善方法8選でまとめています。
原因4|信頼性を証明する情報が不足している
「この会社に頼んでいいか」という判断をするとき、訪問者は無意識に「信頼の証拠」を探しています。
その証拠が見当たらないと、問い合わせを躊躇してしまいます。
信頼性を高めるための要素:
| 要素 | 内容の例 |
|---|---|
| お客様の声 | 「〇〇が解決した」という具体的な声・写真 |
| 実績・事例 | 件数・期間・数値が入った具体的な実績 |
| メディア掲載・受賞歴 | 「〇〇紙に掲載」「〇〇賞受賞」等 |
| 資格・認定 | 関連する資格や認定機関の名称 |
| 代表の顔・プロフィール | 顔写真と経歴・実績を掲載 |
解決策:まずお客様の声を3件追加する
すぐにできる改善として、過去のお客さんに許可を得て声を掲載することから始めましょう。
テキストのみでも構いませんが、写真・会社名・役職があると信頼性がさらに上がります。
原因5|スマートフォンで見にくい
現在、ホームページへのアクセスの多くはスマートフォンからです。
スマホでの表示が崩れていたり、文字が小さくて読みにくかったりすると、それだけで離脱につながります。
スマートフォン表示のセルフチェック方法:
- 自分のスマホで実際にホームページを開いてみる
- 文字が読みやすいか、ボタンが押しやすいかを確認する
- 画面からはみ出しているコンテンツがないか確認する
よくあるスマホ表示の問題点:
- 文字が小さすぎて読むのが辛い
- 問い合わせフォームの入力欄が小さく入力しにくい
- ページの読み込みが遅い
スマホでの表示を改善するには、WordPressのテーマ(デザインのテンプレート)を最新のものに変えるだけで解決することもあります。
制作会社に相談してみましょう。
原因6|問い合わせフォーム自体に問題がある
問い合わせに進もうとした訪問者が、フォームで離脱してしまうケースも多いです。
フォームでよくある問題:
- 入力項目が多すぎる(名前・住所・電話・メール・会社名・用途・予算…と続く)
- 「必須」の項目が多く、途中で面倒になって離脱する
- 送信後に「受付完了」のメッセージが表示されない(送信できたか分からない)
- フォームが壊れていて実際には届いていない
解決策:フォームを最低限のシンプルな形にする
問い合わせフォームは、最初は「名前」「メールアドレス」「お問い合わせ内容」の3項目だけでも十分です。
詳しい情報は、返信のやり取りの中で確認できます。
また、実際にフォームから送信テストを行い、メールが届いているか必ず確認しましょう。
問い合わせが来ない原因を一緒に探しましょう
「うちのホームページのどこが問題か自分では分からない」という方に向けて、カククルでは改善のポイントをまとめた資料をご用意しています。
資料をご覧いただいた後で、個別のご相談にも対応しています。

問い合わせが来るホームページにするためのチェックリスト
以下の項目を確認して、今すぐ改善できるところから着手しましょう。
集客(アクセスを増やす)
- Googleで「地域名+サービス名」と検索したときに自社が表示されるか
- 月に1本以上、見込み客向けのブログ記事を公開しているか
- Googleビジネスプロフィール(Googleマップへの掲載)が登録・整備されているか
信頼性・メッセージ
- トップページを見て5秒で「何の会社か」が伝わるか
- お客様の声・実績・事例が掲載されているか
- 料金または費用の目安がどこかに書かれているか
問い合わせの導線
- 問い合わせボタンがページ上部・中部・下部に設置されているか
- ボタンの色がページの中で目立っているか
- フォームの送信テストをして、メールが届くことを確認しているか
スマートフォン対応
- スマホで見たときに文字が読みやすいか
- フォームの入力欄がスマホで操作しやすいか
よくある質問(FAQ)
- Qアクセスは月500以上あるのに問い合わせがゼロです。何が問題ですか?
- A
アクセスがある場合は、ページの内容・信頼性・問い合わせへの導線に問題があることが多いです。
問い合わせボタンの位置と目立ち方、お客様の声の有無、フォームの動作確認から優先的に見直してください。
- Q制作会社に頼まないと改善できませんか?
- A
ボタンの色・文言・配置の変更、お客様の声の追加、記事の投稿などはWordPressであれば自社で対応できることが多いです。
まず自社でできる改善から始め、専門的な対応が必要な部分だけ外注するのが費用を抑えるコツです。
- Qホームページをリニューアルすれば問い合わせは増えますか?
- A
必ずしもそうとは限りません。
原因が「デザイン」ではなく「内容・導線・信頼性」にある場合は、リニューアルせずに現状のサイトを改善する方が効果的なケースも多いです。
- Qフォームの入力項目はどのくらいがベストですか?
- A
最低限で「名前」「連絡先(メールまたは電話)」「問い合わせ内容」の3項目です。
住所や会社規模など、問い合わせの受付に必要のない情報は省いてシンプルにしましょう。
- Q問い合わせが来るまでにどのくらいかかりますか?
- A
フォームや導線の改善は早ければ1〜2週間で効果が出ることがあります。
ブログ記事による集客は3〜6ヶ月が目安です。
両方を並行して取り組むのが最も効率的です。
まとめ:問い合わせが来るホームページにするための6つの改善ポイント
ホームページから問い合わせが来ない原因は、次の6つのどれかに当てはまることがほとんどです。
- Googleから見つけてもらえていない(集客ページが不足している)
- ページを見ても何の会社か伝わらない(メッセージが不明確)
- 問い合わせへのボタンが見つけにくい(導線の問題)
- 信頼性を証明する情報が不足している(実績・声がない)
- スマートフォンで見にくい(モバイル対応の問題)
- 問い合わせフォーム自体に問題がある(入力のハードルが高い)
この記事のチェックリストを使って現状のホームページを点検し、改善できるところから手をつけてみましょう。
すべてを一度に直す必要はありません。
まず1つ改善するだけでも、反応が変わることがあります。
「自社では判断できない」という場合は、専門家に一度見てもらうことも検討してみてください。
カククルでは、ホームページの問い合わせ改善から集客の仕組みづくりまでをまとめてサポートしています。
ホームページの改善から始めたい方へ
「まず何を直せばいいか整理したい」という方のために、カククルでは改善の優先順位と具体的な手順をまとめた資料をご用意しています。
まずは資料でポイントを確認してから、改善の第一歩を踏み出してみてください。

