この記事でわかること
  • Googleで直接検索しても正確な順位が分からない理由
  • 無料で使える検索順位確認ツール4選の特徴と使い分け
  • Google Search Consoleで順位を調べる具体的な5ステップ
  • 順位を確認したあとに取るべき改善アクション

「ブログ記事を公開したのに、自社サイトが検索結果で何位に表示されているのか分からない」

——そう感じていませんか。

検索順位は、ブログやホームページが検索からどれだけ見てもらえているかを確認するための基本的な指標です。

順位を定期的にチェックすることで、どの記事を改善すればよいか、次にどんなテーマで書けばよいかが見えてきます。

この記事では、無料で使えるツールを使って検索順位を自分で確認する方法を、手順を追って解説します。

検索順位を確認することが大切な理由

記事を公開したあと、「読まれているのかな」と気になりながらも確認方法が分からず放置してしまう——そのような状況は少なくありません。

しかし検索順位を把握しておくことには、いくつかの重要な意味があります。

  • 書いた記事が実際にGoogleに評価されているかどうかが分かる
  • 順位が上がっている記事と下がっている記事を比べることで、改善のヒントが見える
  • どのキーワードで検索されているかが分かり、次に書く記事のテーマ選びに活かせる

たとえば、公開から3ヶ月後に特定のキーワードで20位から8位に上がっていた場合、その記事の内容を少し補強するだけで、さらに上位(1〜3位)を狙える可能性があります。

逆に、まったく順位変動がない記事は、内容や見出しを見直す必要があるサインです。

検索順位の確認は、ブログを育てていくうえで欠かせない習慣です。

注意!Googleで直接検索しても正確な順位は分からない

「自社サイトの順位を調べるなら、Googleで検索すればいいのでは?」

と思われるかもしれません。

しかし、これには大きな落とし穴があります。

Googleは、過去の閲覧履歴や現在地情報をもとに、検索結果を人ごとにカスタマイズして表示します。

つまり、あなたが日頃から自社サイトを訪問していると、他の人よりも上位に表示されやすくなるのです。

また、同じキーワードで検索しても、検索する場所(地域)や使うデバイス(スマホ・パソコン)によって表示順位が変わります。

自分でGoogleを開いて確認できる順位は「あなたの環境での順位」であり、一般のユーザーが見ている順位とは異なります。

正確な順位を知るには、専用のツールを使うことが必要です。

無料で使える検索順位確認ツール4選

SEOツールを使ってPCで検索順位を確認するイメージ

検索順位を正確に調べるためのツールを4つご紹介します。

すべて無料(または無料の範囲内)で利用できます。

ツール名費用特徴こんな人に向いている
Google Search Console完全無料Googleの公式データ。最も正確これからSEOを始める全員
Ahrefs Webmaster Tools無料(自社サイトのみ)競合サイトとの比較もできるSearch Consoleに慣れてきた人
検索順位チェックツール完全無料登録不要。すぐに調べられる特定のキーワードを今すぐ確認したい人
Rank Tracker無料プランあり複数キーワードをまとめて管理記事数が増えてきた人

① Google Search Console(最初に導入すべき公式ツール)

Googleが無料で提供している公式ツールです。

自社サイトに訪れたユーザーが実際に検索したキーワードと、そのときの平均掲載順位を確認できます。

  • 完全無料で利用可能
  • Googleの公式データのため信頼性が高い
  • 過去16ヶ月分のデータを振り返れる
  • 設定にはGoogleアカウントとサイトの「所有権確認」が必要

初めてSEO(Googleの検索結果で上位に表示されるための対策)の数値を確認するなら、まずSearch Consoleの導入から始めることをおすすめします。

② Ahrefs Webmaster Tools(より詳しく分析したい人向け)

世界的に使われているSEO分析ツール「Ahrefs(エイチレフス)」の無料版です。

自社サイトを登録することで、検索順位や他のサイトからの参照状況を確認できます。

  • 無料で利用可能(自社サイトのみ)
  • 順位だけでなく、競合サイトとの比較もできる
  • Googleアカウントとサイトの確認が必要

Search Consoleに慣れてきたら、次のステップとして試してみてください。

③ 検索順位チェックツール(今すぐ手軽に調べたい人向け)

ブラウザ上で調べたいキーワードとURLを入力するだけで、現在の検索順位を調べられる無料ツールです。

「検索順位チェック 無料」で検索すると複数のサービスが見つかります。

  • ツールへの登録が不要ですぐに使える
  • 調べたいキーワードだけをピンポイントで確認できる
  • 毎回手動で調べる必要がある(自動記録はできない)

単発で「このキーワードで今何位か」をすぐ確認したいときに便利です。

④ Rank Tracker(複数キーワードをまとめて管理したい人向け)

無料版と有料版が用意されているツールで、複数のキーワードの順位を一覧で管理・追跡できます。

  • 無料版で基本的な順位チェックが可能
  • 複数キーワードをまとめて管理できる
  • 順位の推移をグラフで確認できる

記事数が10本を超えてきて、複数のキーワードをまとめて管理したくなったタイミングで導入を検討してください。


結論として、最初はGoogle Search Consoleだけで十分です。

無料・高精度・公式という三拍子が揃っており、これ一つでSEOの基本的な状況把握はできます。

「書いても順位が上がらない…」その原因、一緒に探しませんか

ツールで順位を確認してみたものの、「なぜか記事が全然上がらない」というお悩みは、ブログの構成や書き方に原因がある場合がほとんどです。

カククルの無料資料では、検索順位が上がらない記事によくある問題と、その改善手順を具体的にまとめています。

Google Search Consoleで検索順位を調べる5ステップ

最も重要なGoogle Search Consoleの使い方を、ステップごとに解説します。

STEP 01 Search Consoleにアクセス STEP 02 サイトの所有権を確認する STEP 03 「検索パフォーマンス」を開く STEP 04 「平均掲載順位」を表示する STEP 05 記事URLで絞り込んで確認 Google Search Consoleで検索順位を調べる手順

Step 1:Google Search Consoleにアクセスする

Googleアカウントでログインした状態で「Google Search Console」を検索し、公式サイトにアクセスします。

初めて使う場合は、自社サイトを「プロパティ」として登録する必要があります。

Step 2:サイトの所有権を確認する

自分のサイトであることをGoogleに証明する「所有権確認」の作業が必要です。

確認方法はいくつかありますが、WordPressを使っている場合は「HTMLタグ」をサイトのheadタグ内に貼り付ける方法が一般的です。

作業は10〜15分程度で完了します。

Step 3:「検索パフォーマンス」を開く

左メニューの「検索パフォーマンス」→「検索結果」をクリックします。

ここで、自社サイトへの訪問に使われたキーワードと、そのときの平均掲載順位が一覧で確認できます。

Step 4:掲載順位の列を表示する

画面上部の「平均掲載順位」にチェックを入れると、キーワードごとの順位が表示されます。

掲載順位の目安状態と意味
1〜3位検索結果の最上位。アクセスが集まりやすい
4〜10位1ページ目。もう一押しで上位を狙える
11〜20位2ページ目以降。改善の余地が大きい
21位以下ほとんど見てもらえていない。内容の大幅な見直しが必要

Step 5:特定のキーワードや記事URLで絞り込む

「フィルタ」機能を使うと、特定のキーワードや記事に絞ってデータを確認できます。

「この記事は何位か」を調べたいときは、対象の記事URLでフィルタをかけると、その記事だけのキーワードと順位が一覧で表示されます。


注意点:
Search Consoleのデータは、記事を公開してから最低でも2〜3ヶ月後に確認することをおすすめします。
公開直後はGoogleが記事を評価している途中のため、データが安定していません

検索順位を確認したあとに取るべき3つのアクション

順位を確認しただけでは意味がありません。

データをもとに次の行動につなげることが大切です。

アクション①:4〜10位の記事を優先的に改善する

4〜10位に入っている記事は、少し手を加えることで1〜3位に上がる可能性が高いものです。

これをリライト(書き直し)といいます。

具体的には、次のような改善が効果的です。

  • 見出しの順番や言葉を見直す
  • 本文に情報を追加して内容を充実させる
  • 関連する他の記事へのリンクを追加する

SEO記事のリライト方法と具体的な手順については、別の記事で詳しく解説しています。

まず「4〜10位の記事」をピックアップし、改善を優先することで効率よく成果につなげられます。

アクション②:20位以下の記事はキーワードや内容を見直す

20位以下にとどまっている記事は、キーワードの選び方や記事の方向性を見直す必要があります。

「検索している人が本当に知りたいこと」と記事の内容がずれている可能性があります。

ブログ記事のSEO対策の基本と合わせて、キーワード選定の方法を改めて確認してみてください。

選ぶキーワードを変えるだけで、順位が大きく改善することがあります。

アクション③:順位が上がった記事は定期的に更新する

検索順位は一度上位に入れば安泰ではありません。

定期的に情報を更新することで順位を維持できます。

特に「費用相場」「おすすめ〇選」など、情報が古くなりやすい記事は半年に一度の見直しが効果的です。

検索順位を継続的に上げる方法も合わせて参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q
検索順位はどれくらいの頻度で確認すればいいですか?
A

月に1〜2回のチェックが現実的です。

毎日確認しても順位は大きく変動しないため、月次でデータを記録して推移を追う習慣をつけると、改善サイクルが作りやすくなります。

Q
順位が高いのにアクセスが増えない理由は何ですか?
A

検索順位が高くても、タイトルや説明文が魅力的でなければクリックされません。

Search Consoleで「クリックされた割合」も合わせて確認し、タイトルの見直しを検討してください。

クリックされた割合が低い記事は、タイトルの言葉を変えるだけで改善することがあります。

Q
Search Consoleにデータが表示されない場合はどうすればよいですか?
A

記事を公開してから1〜2週間はデータが反映されないことがあります。

また、Googleに記事がまだ認識されていない場合は、Search Console内の「URL検査」機能から登録をリクエストしてみてください。

Q
複数のキーワードをまとめて管理するにはどうすればいいですか?
A

記事数が10本を超えてきたら、ExcelやスプレッドシートにキーワードとSearch Consoleの順位データを定期的に記録する方法が手軽です。

さらに管理を効率化したい場合は、Rank Trackerなどのツールの導入を検討してください。

まとめ:検索順位を正しく把握して、ブログを育てよう

この記事でお伝えした内容を振り返ります。

  • Googleで直接検索しても正確な順位は分からない。専用ツールを使うことが必要
  • まずGoogle Search Consoleを導入するのが最優先。完全無料で最も信頼性が高い
  • 4〜10位の記事を重点的に改善すると、最も効率よく成果を出しやすい
  • 順位は月に1〜2回チェックし、改善を繰り返す習慣をつける
  • ブログ記事の書き方の手順も合わせて確認しておくと、新しい記事の質を上げることができます

検索順位を確認することは、ブログ運営の「現在地確認」です。

定期的にチェックを続けることで、どの記事に手を加えるべきか、次にどんな記事を書くべきかが見えてきます。

順位が分かれば、やるべきことが明確になります。

「順位は分かった、でも次に何をすればいいか分からない」という方へ

Search Consoleで現状は把握できても、改善の優先順位や具体的な手順が分からないと次に進めません。

カククルの無料資料では、検索順位を上げるための改善ステップをわかりやすくまとめています。

まず資料で全体像を確認してみてください。

参考資料